foo_custom_pc v1.0.1
foo_custom_pc v1.0.1をリリースしました。
更新内容
- メディアライブラリ内の曲のみプレイパック情報を更新するオプションを追加
ダウンロード
これ何?
タグではなく、foo_custominfoのデータベースに再生情報(再生回数、最初に再生した時刻、最後に再生した時刻)を書き込むプラグイン。
再生情報をタグで管理したい人はfoo_playback_customを使ってください。
foobar2000 v0.9向け。v0.8では動作しない。
従来のfoo_playcountやfoo_playcount_modと何が違うの?
foo_custominfoを利用するため、手動で再生回数等を編集可能。
ちょっとファイル名を変えただけで再生回数がリセットされることがあると思う。そんなときに手動で再生回数を設定しなおすことで、前の値を引き継ぐことができる(あくまで手動で)。
またOS入れ替えのときでも再生回数の移行が可能。ただし、そのためには再生回数のバックアップとっておき、移行するときにバックアップの値をもとに手動で再設定する必要あり。かなり面倒やけど、一応移行する手段として利用できるということで。
仕様
- foo_custominfoのデータベースに再生情報を記録する
- 再生回数のデフォルトタグは %PC% (変更可能)
- 最初に再生した時刻のデフォルトタグは %FIRSTPLAYED% (変更可能)
- 最後に再生した時刻のデフォルトタグは %LASTPLAYED% (変更可能)
- 再生情報更新条件を満たすと上記3つの再生情報を更新する
- 上記3つの再生情報のどれかだけを更新しないようにすることはできない (全て更新対象)
- %FIRSTPLAYED%、%LASTPLAYED% のフォーマットは「YYYY-MM-DD HH:MM:SS」で固定
- トラックが設定秒数未満の場合は、トラックの再生が終了したときに再生情報を更新する
- シークバーで曲の再生位置を変更しても再生秒数は減らない(例:60秒で更新する設定のとき、シークバーで曲の先頭に戻る操作をして何度も同じ箇所を聴いていても、合計60秒間聞けば再生情報を更新する)
- 再生情報更新条件、タグ名等の設定を変更した場合、変更は次トラック再生時から有効になる
インストール方法
前バージョンからお使いの方は、手順6のみ実施してもらえればOKです。
- foo_custominfoを導入 (詳細はこちらを参照)
- foo_custom_pc.dll を foobar2000\components にコピー
- foobar2000を起動
- foo_custom_pc.dll のロードを確認
Preferences → Components で "Playcounter for foo_custominfo" が表示されており、VERSIONの値がダウンロードしたバージョンと一致していればOK - foo_custominfoの設定
Preferences → Tools → Custom Info → Generalタブ
Storage method selection で "None (disabled)" 以外を選択後
以下の通りチェックを入れる
Preferences → Tools → Custom Info → Context menu commandsタブ
Tag items に 以下の4項目を追加 (Newボタンで追加できる)# Display name Field Name Value 備考 1 Custom Info/PC +1 PC $add(%PC%,1) 再生回数 +1 2 Custom Info/PC -1 PC $sub(%PC%,1) 再生回数 -1 3 Custom Info/Remove PC PC 再生回数 削除 4 Custom Info/Synchronized with %PLAY_COUNT% PC %PLAY_COUNT% 再生回数を%PLAY_COUNT%から取得
上記4項目にショートカットキーを割り当てておくと便利。 - foo_custom_pcの設定
Preferences → Tools → Playcounter for foo_custominfoページを開く
以下のような画面が表示される。
【Playback Statistics Update Timing】
再生回数をカウントアップしたい条件をグループボックスで選択する。
以下に各設定内容について説明する。
Do not update counter
カウントアップしない。
一時的に無効にしたいときなどにどうぞ。
Update counter when a track is started
トラック再生開始時にカウントアップ。
トラックの再生を開始した直後にカウントアップする。
Update counter when a track is ended
トラック再生終了時にカウントアップ。
トラックの再生が終了した直後にカウントアップする。
Update counter when playback percentage is
トラックの一定割合を再生したらカウントアップ。
トラックの再生時間が一定割合を超えた場合にカウントアップする。
割合はスライドバーで設定してください。
1~99%が選択可能。
0%を使いたい → 「Update counter when a track is started」を使って下さい
100%を使いたい → 「Update counter when a track is ended」を使って下さい
Update counter when playback second(s) is
トラックの一定秒数を再生したらカウントアップ。
トラックの再生時間が一定秒数を超えた場合にカウントアップする。
秒数はエディットボックスに入力してください。
1秒以上が設定可能。
0秒を使いたい → 「Update counter when a track is started」を使って下さい
【Tag Name Settings】
再生情報を記録するタグ名を設定する。デフォルトでは PC、FIRSTPLAYED、LASTPLAYED になっているので、従来の PLAY_COUNT、FIRST_PLAYED、LAST_PLAYED を使いたい人は適宜修正してapplyボタンを押して下さい。
【Other Settings】Only tracks in the media library update playback statistics
チェックを入れた場合、メディアライブラリ内の曲のみプレイパック情報を更新する。 (New!)
使ってみる
下図のようにTitle Formattingで %PC%、%FIRSTPLAYED%、%LASTPLAYED% フィールドを表示してトラックを再生、設定条件を満たしたときに各フィールドの値が更新されればOK。
また、トラックを選択して(複数トラックでも可)右クリック → Custom Info で、先ほど設定した4項目が表示されると思う。
"PC +1" を使えば %PC% フィールドの値が1カウントアップされるはず。
"Synchronized with %PLAY_COUNT%" を使えば、従来の %PLAY_COUNT% から値を取得し、%PC% に設定することができる。従来の %PLAY_COUNT% から移行するときにどうぞ。
注意事項
- 設定変更時、「すべて保存ボタン」は押さなくて良い
- 設定を変更した場合、変更内容は次トラック再生時から有効になる
免責事項
- 本プラグインを使用して発生したいかなる問題にも責任を負いかねます。最悪メディアライブラリやコンピュータのデータを破壊してしまうかもしれません。自己責任にてご利用願います。
- 何をするプラグインか分かる人のみ使用してください。
- 現在foo_custominfoはv0.1.2でのみ動作確認をしています。v0.1.2以外を使用した場合、不具合が起きるかもしれません。
- バグ等あれば連絡ください。出来る限り対処します(無理な場合もありますのでご了承下さい)。
その他
動作報告いただけると助かります。
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