foo_playback_custom v1.3.7
foo_playback_custom v1.3.7をリリースしました。
更新内容
- 旧タグからのコンバート機能を追加した
- 公式Playback Statisticsのタグ(タイムスタンプ含む)からのコンバート機能を追加した
- タグとfoo_custominfo間の相互変換機能を追加した
- 設定ページのapplyボタンの廃止
ダウンロード
これ何?
再生回数や再生した時刻を記録するコンポーネント。
データの記録先としてタグまたはfoo_custominfoのデータベースを選択可能。
foo_playcount_mod で音飛びや動作の遅さが気になっている人は試してみてください。foo_playcount_mod よりは負荷が低いと思います。
- タグまたはfoo_custominfoのデータベースに再生情報(再生回数、最初に再生した時刻、最後に再生した時刻)を記録する
- 記録する再生情報は選択可能(再生回数は記録しないといったことが可能)
- タグに書けない場合(CUE+WAVやWMA等)は foo_custominfo のデータベースに書き込むように設定することも可能
- 旧タグから新タグへの変換が可能(公式Playback Statisticsタグからの変換も可能)
- 再生情報を更新するタイミングを自由に設定可能
- 再生情報を更新するタグ名を自由に設定可能
- foo_playcount_mod よりは動作は軽い・・・はず
仕様
- 再生情報の記録先としてタグ、foo_custominfoのデータベース、タグ+foo_custominfoのデータベースの3パターンから選択可能
- 再生回数のデフォルトタグは %PLAY_COUNTER% (変更可能)
- 最初に再生した時刻のデフォルトタグは %FIRST_PLAYED% (変更可能)
- 最後に再生した時刻のデフォルトタグは %LAST_PLAYED% (変更可能)
- 再生情報更新条件を満たすと選択した再生情報を更新する
- 最初に再生した時刻、最後に再生した時刻のフォーマットは「YYYY-MM-DD HH:MM:SS」で固定
- トラックが設定秒数未満の場合は、トラックの再生が終了したときに再生情報を更新する
- シークバーで曲の再生位置を変更しても再生秒数は減らない(例:60秒で更新する設定のとき、シークバーで曲の先頭に戻る操作をして何度も同じ箇所を聴いていても、合計60秒間聞けば再生情報を更新する)
- 再生情報更新条件、タグ名等の設定を変更した場合、変更は次トラック再生時から有効になる
インストール方法
ダウンロードしたファイルを foobar2000\components に配置して foobar2000 を起動するだけ。
前バージョンからお使いの方は上書きしてください。
設定
- foobar2000を起動
- foo_playback_custom.dll のロードを確認
Preferences → Components で "Playback Statistics Custom" が表示されており、VERSIONの値がダウンロードしたバージョンと一致していればOK - 設定
Preferences → Tools → Playback Statistics Custom ページを開く
以下のような画面が表示される。
【Playback Statistics Update Timing】再生情報を更新する条件をグループボックスで選択する。
デフォルトでは60秒再生すると更新する。
以下に各設定内容について説明する。
Disable (Do not update)
更新しない。
一時的に無効にしたいときなどにどうぞ。
Update when a track is started
トラックの再生を開始した直後に更新する。
Update when a track is ended
トラックの再生が終了した直後に更新する。
Update when playback percentage is
トラックの再生時間が一定割合を超えた場合に更新する。
割合はスライドバーで設定してください。
1~99%が選択可能。
0%を使いたい → 「Update when a track is started」を使って下さい
100%を使いたい → 「Update when a track is ended」を使って下さい
Update when playback second(s) is
トラックの再生時間が一定秒数を超えた場合に更新する。
秒数はエディットボックスに入力してください。
1秒以上が設定可能。
0秒を使いたい → 「Update when a track is started」を使って下さい
【Playback Statistics Settings】
記録する再生情報に関する設定を行う。
記録したい再生情報にチェックを入れ、記録するタグ名を設定する。デフォルトでは PLAY_COUNTER、FIRST_PLAYED、LAST_PLAYED になっている。
また、Databaseコンボボックスで再生情報の記録先を選択する。以下に選択可能な記録先を示す。
only tags
タグに再生情報を記録する。
only foo_custominfo database
foo_custominfoのデータベースに再生情報を記録する。ファイルタグは一切書き換えない。要foo_custominfo.dll。
tags and foo_custominfo database (if writing tag fails)
タグに再生情報を記録するが、タグに書けないような場合(CUE+WAVやWMA等)はfoo_custominfoのデータベースに書き込む。要foo_custominfo.dll。
旧タグからの変換を行いたい場合は各タグの「Convert old tag and Remove」にチェックを入れ、旧タグ名を入力する。
(注) 変換すると旧タグは削除されますので注意して下さい!
【Other Settings】
Only tracks in the media library update playback statistics
チェックを入れた場合、メディアライブラリ内の曲のみプレイパック情報を更新する。
使ってみる
Title Formattingで %PLAY_COUNTER%、%FIRST_PLAYED%、%LAST_PLAYED% フィールド(変更した場合は変更したフィールド名)を表示してトラックを再生、設定条件を満たしたときに情報が更新されればOK。
注意事項
- 設定変更時、「すべて保存ボタン」は押さなくて良い
- 設定を変更した場合、変更内容は次トラック再生時から有効になる
よくある質問
(Q) タグに書き込むときにアップデート中のダイアログが一瞬表示されるのが嫌なんだけど・・・
(A) 仕様です(普通は出ないと思います)。foobar2000の仕様で、ファイルの書き込みに一定以上の時間がかかるとそのダイアログが表示されます。時間がかかる要因としては、「HDDの性能が悪い」「APEやWavePack等の可逆圧縮コーデックを使用し、なおかつ高圧縮の設定で使っている」等があります。頻出する場合はこれらを解決するか、記録先としてfoo_custominfoのデータベースを選択するようにしてください。
免責事項
- 本コンポーネントを使用して発生したいかなる問題にも責任を負いかねます。最悪メディアライブラリやコンピュータのデータを破壊してしまうかもしれません。自己責任にてご利用願います。
- 何をするコンポーネントか分かる人のみ使用してください。
- バグ等あれば連絡ください。出来る限り対処します(無理な場合もありますのでご了承下さい)。
その他
本コンポーネントの議論は以下のフォーラムで行っています。
Some Playcounter mods - Hydrogenaudio
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