ザウルスに pdaXii13 をインストールする
ザウルス(SL-C3200)にLinuxディストリビューション pdaXii13 をインストールする方法を紹介する。
pdaXii13 は pdaXrom の派生版。pdaXromに様々なチューニングが行われている。
なお、今回紹介する方法は pdaXii13 のシングルブート環境なので、従来の Qt のデータは全て失われ、起動できなくなるので注意。
NANDバックアップ等を取得した上、自己責任でお願いします。
インストール用のメディアを用意する
インストールはSDカードもしくはCFから行う。
容量は512MB以上のものが必要。
※256MBのメディアでもできないことはない(hdimage-full.tgzを後でインストールすればよい)
メディアにインストールに必要なファイルをコピーする
こちらのサイトから
- update.sh
- tools.tar
- initrd.bin
をダウンロードし、メディアにコピーする。
続いてこちらのサイトから
- hdimage-full.tgz
をダウンロードし、メディアにコピーする。
インストーラを起動する
ザウルスの裏蓋を開き、リセットボタンを押す。
リセットボタンの位置はこちら↓
その後裏蓋を閉めロックする。
先ほどファイルをコピーしたメディアをザウルスに挿入し、OKキーを押しながら電源ボタンを押す。
すると↓のメンテナンスメニューが表示されるので、「4.アップデート」を選択する。
アップデート経路としてCF or SDを尋ねられるので、ファイルをコピーしたメディアを選択する。
「アップデートを実行しますか?」と表示されるので、「はい(Y)」を選択する。
しばらくすると次のようなインストールメニューが表示される。
このインストールメニューから pdaXii13 のインストールを行っていく。
rootパーティションの容量を変更する
インストールメニュー「2 NAND Flash Utils」→「1 Resize root partition」を選択する。
rootパーティションのサイズの入力を促されるので「121」と入力してOKを押す。
「Repartition finishied.」と表示されれば成功。
OKを押すとリブートするので、OKキーを押し続ける。
すると再度メンテナンスメニューが表示されるので、先ほどと同じ手順でインストーラを起動する。
うまくメンテナンスメニューが表示されなかったら、前項「インストーラを起動する」の手順を再度実行してメンテナンスメニューを表示しインストーラを起動する。
pdaXii13 のROM部分をインストールする
インストールメニュー「3 Install new ROM」を選択する。
インストールが開始されるので100%になるまで待つ。
※70%くらいで異常終了してしまう場合、rootパーティションの容量の変更がうまくいっていないと思われるので、前項「rootパーティションの容量を変更する」を再確認する。
HDDのパーティションを作成する
インストールメニュー「4 Partition MicroDrive (HDD)」→「1 Create recommended HD partitions」を選択する。
これで pdaXii13 の作者お勧めのパーティション構造を自動的に作成してくれる。
具体的には以下のようなパーティション構造になる。
「HDD has been repartitioned!!」と表示されれば成功。
OKを押す。
新しいパーティション構造を有効にするため、リブートする。
インストールメニュー「7 Reboot」を選択する。
OKキーを押し続けることで再度メンテナンスメニューが表示されるので、先ほどと同じ手順でインストーラを起動する。
HDDイメージをインストールする
インストールメニュー「5 Install hdimage」を選択する。
HDDのフォーマット後、HDDイメージのインストールが開始される。
インストールには30分ほどかかる。
起動する
インストールメニュー「7 Reboot」を選択する。
再起動後、いかにもLinuxな起動画面が表示される。
起動時いくつかの質問がある。
「Format /dev/hda2 as swap partition?」と聞かれるので「Yes」を選択する。
「Format /dev/hda3 as FAT partition?」と聞かれるので「Yes」を選択する。
「migrate configurations to /etc on NAND?」と聞かれるので「Yes」を選択する。
「migrate home to /home on NAND?」と聞かれるので「Yes」を選択する。
途中、女性の声でメッセージが流れる。
「Choose a Window Manager:」と聞かれるので好きな Window Manager を選択する。
続いてキャリブレーションを要求されるので、タッチペンでマウスカーソルを次々と5ヶ所クリックする。
以上でインストールが完了。
最終的にXが起動し、次のような画面になる(Window Manager OpenBoxの例)。
XMMS、Vim、FireFox、Gimp等、様々なアプリケーションがインストールされている。
X-Windowの世界を堪能しよう。
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コメント
スムーズにインストールすることができて、大変参考になりました。
ありがとうございます。
投稿: sk | 2009年7月 5日 (日) 15:37
記事がお役に立ったようでなによりです。
よいpdaXiiライフを!
投稿: きたへい | 2009年7月 5日 (日) 18:17