カテゴリー「ザウルス」の記事

2009年1月30日 (金)

リナザウの自動電源オフを無効にする方法

S101を買って、寝モバ機がリナザウ(SL-C3200)からS101に変わった。そこで使い道がなくなったリナザウを常時起動Linuxサーバーにしようと画策。

ただ普通の設定ではリナザウは最長12時間で自動電源オフになってしまうため、常時起動させておくことができない。

これを回避して常時起動させておく方法が分かったのでメモを残しておく。

「設定」タブの「ライト/省電力設定」で「12時間」を選択後、

/home/zaurus/Settings/qpe.conf

Interval_AC_11 = 43200

という行を

Interval_AC_11 = 0

に書き換える。

念のため再起動して完了。

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2008年12月13日 (土)

ザウルス生産停止

新製品が出ないなと思ってたけど、生産停止してたらしい。

PDAの草分け「ザウルス」生産停止、高機能携帯に押され - 読売新聞

スマートフォンの台頭でPDAは駆逐されちゃうのかな。

私が買った製品が最後のザウルスとなってしまった。

SL-C3200

まだまだ現役で活躍しているだけに、ちょっと寂しいな。

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2008年1月12日 (土)

ザウルスでYouTube、ニコニコ動画を見る

ザウルス(SL-C3200)ではFlashが再生できないため、直接YouTubeやニコニコ動画を見ることはできない。そのため別のパソコンでダウンロードした動画をザウルスに持って行き見るという方法をとることになる。

今回はパソコンでYouTubeやニコニコ動画をダウンロードし、ザウルスで見ることができる動画に変換してくれるツール「Craving Explorer」を紹介する(ザウルスのプレーヤにはmplayer/ZPlayerを使用)。

これを使えば動画をまとめてダウンロード、変換してくれるので非常に便利。

Craving Explorer


Craving Explorerのインストール、設定   

こちらのサイトからCraving Explorerをダウンロード、インストールする。

起動後、メニューの「ツール」→「Craving Explorerオプション」から設定画面を起動する。「ニコニコ動画」のタブを開き、「起動時に自動的にログインする」にチェックを入れ、アカウント情報を入力する(YouTubeも同様)↓

ニコニコ動画

次に「ダウンロード」タブで「変換前のFLVファイルを削除する」にチェックを入れる↓

ダウンロード

続いて「保存先」のタブで、動画の保存先フォルダを指定する↓

保存先

以上で設定が完了。


動画をダウンロードする

検索ボックスにキーワードを入力し、YouTube、ニコニコ動画から動画をピックアップする↓

検索ボックスで検索する

すると動画一覧が表示されるので、ダウンロードしたい動画を表示しダウンロードボタンから「AVIで保存」を選択する↓

AVIで保存

これで動画のダウンロードが開始され、AVI形式で保存される。


動画を見る

あとは出来たAVIファイルをザウルスに持って行き、mplayer/ZPlayerで観賞するだけ。

なお、mplayer/ZPlayerの設定についてはこちらの記事を参照。

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2008年1月 6日 (日)

ザウルスを工場出荷時の状態に戻す方法

ザウルス(SL-C3200)を工場出荷時の状態に戻す方法について記載する。

pdaXii13を入れていたのだが使わなくなったため工場出荷時の状態に戻した。そのときの手順を備忘録も兼ねて記事にしておく。 

工場出荷時の状態に戻すとユーザーデータが全て消去されてしまうので、自己責任でお願いします。


1.NANDリストア 

こちらのサイトから 

  • SYSTC320.zip

をダウンロードし、解凍して得られるSYSTC320.DBKをSD or CF(以後メディアと呼ぶ)にコピーする。

  1. バッテリーを外す 
  2. ACアダプターを抜く 
  3. 「D」「M」キーを同時に押しながら、ACアダプターを繋ぐ 
  4. Service Menuが表示される 
  5. メディアをザウルスのスロットに挿入する 
  6. Service Menu 3ページ目の「10.NAND Flash Restore」を実行する 
  7. Enterを2回押してRestoreを実行 
  8. 「Restore..."OK"」が表示されるまで待つ 
  9. 「Cancel」を2回押す 
  10. ACアダプタを外す 
  11. 電池を挿入し、ACアダプタを繋ぐ

2.初期化に必要なファイルをメディアにコピーする

パーティション構成を工場出荷時の状態に戻すためにpdaXii13のインストーラを使用する。

なお、購入時からパーティション構成を変更していない場合はこの手順と次の手順3はスキップしてかまわない。 

こちらのサイトから 

  • update.sh 
  • tools.tar 
  • initrd.bin

をダウンロードし、メディアにコピーする。 

こちらのサイトから 

  • SLC3200SYSPART.zip

をダウンロードし、解凍して得られる 

  • hdd1sys 
  • hdd2sys

をメディアにコピーする。 


3.パーティション作成とフォーマット、システムファイルのコピー 

ザウルスの裏蓋を開き、リセットボタンを押す。

リセットボタンの位置はこちら↓

リセットボタンの位置

その後裏蓋を閉めロックする。

先ほどファイルをコピーしたメディアをザウルスに挿入し、OKキーを押しながら電源ボタンを押す。

すると↓のメンテナンスメニューが表示されるので、「4.アップデート」を選択する。

メンテナンスメニュー

アップデート経路としてSD or CFを尋ねられるので、ファイルをコピーしたメディアを選択する。

「アップデートを実行しますか?」と表示されるので、「はい(Y)」を選択する。

しばらくすると次のようなインストールメニューが表示される。

インストールメニュー

インストールメニュー「4 Partition MicroDrive (HDD)」→「3 Reset HD partitions to factory default」を選択する。これでパーティション構成が工場出荷時の状態に戻る。 

次に、インストールメニュー「8 Run cosole shell」を選択。 

以下のコマンドを実行し、パーティションをフォーマットする。 

# mke2fs -j /dev/hda1
# mke2fs -j /dev/hda2
# mkfs.vfat -F 32 /dev/hda3 

続いてシステムファイルをコピーする。 

これを行わないとザウルス起動時に"HDD is not initialized"と表示され起動できなくなる。 

# mount /dev/hda1 /hdd1
# mount /dev/hda2 /hdd2 

# cp -r /mnt/card/hdd1sys /hdd1/.sys  ←/mnt/card はメディアのマウント先を指定
# cp -r /mnt/card/hdd2sys /hdd2/.sys 

# umount /hdd1
# umount /hdd2 

# exit 

インストールメニュー「7 Reboot」を選択。 


4.HDDを工場出荷時の状態に戻す 

メンテナンスメニュー(OKを押しながら電源ON)→3.完全消去 (フォーマット)→1.通常→警告が出るが、はいと答える。 

しばらくすると「本体を初期化しました。画面をタッチしてください」とメッセージが出るので画面をタッチすると工場出荷時の状態でザウルスが起動する。

引き続きキャリブレーション、時刻調整、所有者情報の入力を行う。


5.CD-ROMから辞書データ等をコピーする

ザウルスに付属していたインストールCD-ROMをPCで開くと以下のようなウィンドウが表示される。

インストールCD-ROM

↑上図の「インストール手順を見る」をクリックするとコンテンツの復元方法が記載されているのでその通りに復元する。

以上でザウルスが工場出荷時の状態に戻る。

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2007年10月25日 (木)

pdaXii13 SSH接続ができるようにする

SSHを使ったリモート接続を可能にする方法を紹介する。

TTSSHでの接続例↓

ttssh


パスワードを設定する

デフォルトで root のパスワードが設定されていないので、passwdコマンドでパスワードを設定する。


SSHの鍵を作成する

以下のコマンドを実行して鍵を作成する。


SSHサーバの設定

/etc/ssh/sshd_config を編集する。

次の3行がコメントアウトされているので#を取って有効化する。


SSHサーバを再起動

以下のコマンドを実行してSSHサーバを再起動する。

[OK] と表示されれば正常に起動している。

外部からSSH接続して動作を確認してみよう。

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2007年10月15日 (月)

pdaXii13 SCIM+Anthyで漢字変換ができない

Ctrl + SpaceでSCIMが起動するのだが、漢字変換ができなくて困っている。

漢字に変換できない

↑ひらがなの入力は問題なくできるのだが、スペースキーによる変換ができない 。

パッケージを入れ直してみたりもしたけどダメ。

どなたか原因をご存じの方はおられませんか?

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2007年10月12日 (金)

ザウルスにOpera7.55をインストールする方法

Anthyを導入したことによりOpera7.55でも日本語入力ができるようになったので、Opera7.25を使う理由がなくなった。

Opera7.55

Opera7.55の画面↑

(注) Opera7.55にはショートカットキー「G」(ページ移動/Google検索)が効かないというバグがある。「G」をよく利用する人は注意。

以下にOpera7.55のインストール方法をまとめる。


パッケージのダウンロード

以下の3つのファイルをダウンロードする。

  1. こちらから qshdlg_0.6.2-1_arm.ipk をダウンロード 
  2. こちらから opera7-jpn-helper Ver 0.0.2a qshdlg版 をダウンロード 
  3. こちらから opera_7.55.6079-c3k-2_arm.ipk をダウンロード

旧バージョンからアップデートする場合

必ず以下の順でインストールすること。

  1. opera7-jpn-helper をアンインストール
  2. opera-cseries-fix をアンインストール
  3. 旧バージョンの Opera をアンインストール
  4. qshdlg_0.6.2-1_arm.ipk をインストール (既にインストールされていれば不要)
  5. opera_7.55.6079-c3k-2_arm.ipk をインストール
  6. opera7-jpn-helper をインストール

新規にインストールする場合

必ず以下の順でインストールすること。

  1. qshdlg_0.6.2-1_arm.ipk をインストール
  2. opera_7.55.6079-c3k-2_arm.ipk をインストール
  3. opera7-jpn-helper をインストール

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ザウルスにAnthyをインストールする方法

ザウルス(SL-C3200)での日本語入力にQPOBoxを使ってきたが、標準の辞書が賢くないためAnthyに乗り換えることにした。

日本語入力の例

↑AnthyならOpera7.55やターミナルでも日本語入力可能。

以下に具体的なインストール方法を示す。


インストール

以下の3つのパッケージをインストールする。


再起動

インストール後、再起動するとインプットメソッドにAnthyが追加されているはず↓

Anthyが追加されているはず


KeyHelper と InputHelper の設定について

ここまででもAnthyの日本語入力は可能なのだが、日本語入力する毎にスタイラスでAnthyをタップしなければならないのは大変。

そこでKeyHelperとInputHelperという2つのツールを使ってキーボードから操作できるようにする。

KeyHelperとInputHelperについてはここでは説明を割愛するが、以下のサイトに詳しい。

キー操作カスタマイズ (KeyHelper and InputHelper) - 追加アプリケーション - Zaurus


漢字モードをトグルで切り替えられるようにする

次の2ファイルを修正する。

/home/zaurus/Settings/keyhelper.xml

次の2行を<extensions>の内側に用意する。

/home/zaurus/Settings/keyhelper.conf

次の2行を書く。

[TAB]の部分は実際はTABキーを入力。 

ファイルを保存後、次のコマンドで設定をリロードする。

%はプロンプト。

これで全/半キーを押すと漢字の入力モードが切り替わるようになる。


再起動したときに自動的にインプットメソッドとしてAnthyが選択されるようにする 

/home/QtPalmtop/plugins/inputmethods/inputmethodslist 

というファイルを作成して、同じディレクトリにあるIMkit-Anthyのライブラリ名を書く。

行末に改行が必要なので注意。

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2007年10月11日 (木)

pdaXii13 SDカード等のメディアの取り外し方

タスクバーのマルチメディアカードアイコンをクリックすると次のようなメニューが表示される。

ハードウェア接続の切断

SD cardを選択すると自動的にアンマウントされ、「You can remove the SD/MMC card now.」と表示されるのでカードを取り外す。

CFやUSB機器についても同様の手順で取り外し可能。

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2007年10月10日 (水)

pdaXii13 パッケージの追加インストール方法

インターネットに接続後、「Xメニュー」→「System Tools」→「Package Manager」を選択すると次のようなウィンドウが開く。

Package Manager

Availableタブを選択後、再読込ボタンを押してしばらくするとパッケージ一覧が表示される。

追加インストールしたいパッケージにチェックを入れ歯車ボタンを押すとインストールが開始される。

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